2023.06.30
現在とても注目されている空き家活用。
先日、『ガイヤの夜明け』でも特集がされていましたね!
松田住宅機器でも空き家をリノベーションした事例がいくつかあります。
よくあるのが、ご実家の相続や親戚が住んでいて現在は空き家になっている場所をリノベーションするパターン。
だいたいが築50年以上の戸建て物件です。
私個人的にはノスタルジックな建物が好きなので「古さが素敵!」と思ったりするのですが、住むにはなかなか大変だったりします。
「古い!」「汚い!」「寒い!」「狭い!」が、よくあるパターン。
思い切った間取りのレイアウト変更や水廻りや窓周りをアップデートして住みやすい家に生まれ変わらせます。
こちらは宗像市での空き家リノベーション。
これがビフォー。化粧梁がとても素敵!
玄関から入ってすぐの応接間です。
ここから奥に行くと右にキッチンダイニング、左にリビングがありました。
これを解体すると・・・
こんな感じに。
奥で大工さんが作業しているところは畳のリビング。
右の奥にキッチンがありました。
屋根裏のかっこいい梁が出てきました!
壁は土壁。下地の竹小舞。何年も昔の職人さんたちの手仕事を感じます。
土壁は趣があって良いのですが、解体や処分、配線工事なんかをするのにはちょっと大変だったりします。。
屋根裏もこんな風になっているのか・・・と見ていると、天井裏の電気配線に碍子(ガイシ)が使われている!
など、色々な発見がたくさん。
もちろん、楽しいものだけではないものも・・・
その代表がシロアリ被害。
木造在来工法の場合、お風呂の廻りなんかは被害に遭っていることが多いです。
こういったのも綺麗にして・・・
最終的にはこんな感じになります。かなり端折りましたがw
定点観測するとわかりやすいですね!
和室のリビングだったところにキッチンを移して、キッチンだった右奥の部屋は個室に。
キッチン以外のレイアウトはあまり変わってはいないのですが、増築をして広くしたり入口の場所を変えたりで導線が変わりました。
元々あった素敵な化粧梁の雰囲気を残したかったので、新しく化粧梁も。
既存の窓枠などが残るので、違和感のないように赤みのある色の床材や建具を選んでいます。
福津市や宗像市、古賀市で空き家リノベーションをご検討されていらっしゃる方、ぜひお気軽にお問い合わせください!
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